21世紀に向けて脱化石燃料へ

Solar weekly vol.1/トピックス(1994.2.3 THU 発行の記事です)

◎九州電力(株)総合研究所 092-541-0431

新エネルギー開発、実用化に向けて本格的に取り組む九州電力

従来の化石燃料に変わり、21世紀に向けての新エネルギー開発がめざましく進展している。九州はとくに地熱に恵まれており、これまでも九州電力の八丁原地熱発電所(大分県九重町)を中心とする実用化が進められてきた。その九州電力が“太陽と緑の国”九州を舞台に、さらに本格的な新エネルギー開発に取り組もうとしている。

地熱では、これまで未利用だった100度程度の地熱水を使って発電する「地熱バイナリーサイクル」に取組み、今年秋には実証システムを設置する計画。風力発電でも、90年3月から稼動している鹿児島県飯島の水平軸プロペラ風車式の250キロワットの発電所と同規模の風力発電所を95年中に新設する。また、太陽光発電では、鹿児島県沖永良部島の知名風力発電所跡に30キロワットの太陽光発電システムを建設中。3月には運転を開始する。

既存のディーゼル発電との組合せで、一般家庭に電力を供給する予定だ。このほか、太陽光発電その他を利用した「EMH(エネルギー・マネージメント・ハウス)』の研究が進むなど、九州電力のクリーンエネルギーによる省エネ・創エネの実用化が期待される。

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