Solar weekly vol.3/ダイジェストニュース(1994.2.18 FRI 発行の記事です)
東京都武蔵野市・市環境対策課
東京都武蔵野市はこのほど、市役所の車庫屋上にソーラーエネルギー用の充電スタンドを導入。設置費用1500万円をかけて、3月末に完成する。太陽光から得た電力は、市で使用する電気自動車1台と電気スクーター2台(注2)のエネルギー源として利用される。低公害の電気自動車を導入している自治体は多いが、充電に太陽光発電を利用するのは初めてという。
ソーラー充電スタンドのシステムは、太陽電池から発電した直流電力をインバータを介して交流電力に変換し、庁舎内の電気系統に連系させて電気車両に充電するというもの。太陽光発電は晴天日の昼間に行い、電気車両に充電する以外の電力は市役所内の一般電気系統に供給する。
縦1.8メートルX幅9メートルの太陽電池パネルを36枚使用する太陽電池は、最大出力が1836Kワット。年間の平均日照時間を3.92時間とした場合、太陽電池の年間発電量は約16 00Kワット/hが見込まれ、電気自動車1台と電気スクーター2台分の年間消費電力を賄うのに十分。
同市では、これまでに環境保護対策として電気自動車、電気スクーターを導入しているが、今回の充電スタンド導入によって環境良化の啓発活動をさらに進めて行く考えだ。
(注2〕同市では、87年に財団法人日本電動車両協会からのリースによって電気自動車を導入して以来、電気スクータを4台購入するなど、太陽エネルギーの利用を積極的に進めてきた。さらに93年度中に同機のスタータを5台追加購入する予定。
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