特集・ソーラーカーレース94

Solar weekly vol.4/特集(1994.2. FRI 発行の記事です)

今年も「ソーラーカーレース」の熱い季節が近付いている。利用過程で環境汚染のない無公害エネルギーであること、地球資源保護の面からも無尽蔵であること。それが、太陽エネルギーの最重要視される要因である。太陽エネルギーを動力源(※1〕として走るソーラーカーは、こうした背景から研究開発されて登場してきた。しかし、ソーラーカーの魅力は、もっと別のところにある。それは、実際にソーラーカーを製作しレースに参加した人々はもちろん、レース走行を目の当たりに体験した人達が知っている。

【世界水準のソーラーカー競技をめざす大潟村】
【F-1でお馴染みの鈴鹿サーキットで開催されるソーラーカーレース】
【春の岡山、秋の神戸で今年も開催、ソーラーカーの祭典】
【日本で初めて、霧を克服して競うソーラーカーレース】

【世界水準のソーラーカー競技をめざす大潟村】

昨年の大会には、内外から65チームが参加した。

秋田県大湯村で昨年8月に開催された第1回「ワールド・ソーラーカー・ラリー」は、国内初の3日間久レースとして大成功をおさめた。大会には、米国、オーストラリアからの海外チームと日本全国各地から企業、大学、工業高校など65チームが参加。観客動員数も3日間で15万1千人を記録した。

2回目の今年。開催期間は7月30日から8月1日までの3日間に決定した。昨年の経験を生かし、オーストラリアの「WSC」やアメリカの「Sunrayce」にも匹敵する耐久レースを楽しんでもらおうと、レギュレーションを両大会に近付けるなど、世界水準のソーラーカー競技の条項を盛り込んでいる。

コースは、現在建設中でこの春完成の「大湯村スポーツトレーニングコース(仮称)」を使用する。1周は31kmで、標高差は限りなく0に近い平坦な舗装路。公道との交差は一箇所もなく、国際ソーラーカー連合|SF(S2]から公認された新設トレーニングコースでの、各車の充分な機能発揮が期待される。

また今回は、国際ソーラーカー連合の公認競技として世界初の「ソーラーバイシクル(太陽自転車)・レース」も同時開催され(7月28日)、よりグレードアップした大会をめざしている。!SF公認の「ソーラーバイシクル・レース」は、市販の自転車にソーラーパネルを取り付け、関力と太陽エネルギーを同時に駆使して走行する。競技種目は、タイムを態う100キロマラソンと最高速度を競うコンテストに分かれる。クラスは中、高、大学、一般の4クラス。ソーラーカーレースの方は、昨年同様、3 クラスに分かれ、3日間での走行軍離を競う。

開催名称:「ワールド・ソーラーカー・ラリー・イン・アキタ」
開催会場:秋田県大湯村スポーツトレーニングコース(仮称)
開催日:7月30日(土)~8月1日(月)
同時開催:「ソーラーバイシクル・レース」(7月28日)
問い合わせ先:秋田県南秋田郡大湯村役場 W.S.R.ジャパン・イン・オオガタ組織委員会
〒010-04 秋田県南秋田都大潟村字中央1-1 大潟村役場内
80185-45-2111
*募集締め切りは、書留で5月31日必着。

(※1) 現在、ソーラーカーは大陽電池を搭載しソーラーカーは太陽電池を搭載し、太陽光エネルギーを電気に交換してその電力でモーターを回すタイプがほとんど。この日や夜間には太陽電池の力だけで走行することは困難なため、太発光発電で得た電気エネルギーを蓄電池に蓄えておくなどの工夫をしている。

(※2) I S F (International Solarcar Federation)

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