太陽エネルギーと地熱を有効利用したFBS工法

Solar weekly vol.6/トピックス②(1994.3.11 FRI 発行の記事です)

北信商建のオリジナルソーラーハウス

北信商建(株)では、同社が独自に開発した「F BS工法-Fresh Baasic Solt Energie House 」(特許申請中)の実験住宅(92〕を完成させ、現在、常設展示場(※3)で一般公開を行っている。FBS工法は、財住宅・建設省エネルギー機構の「第一回省エネルギー住宅賞」で「奨励賞」を受賞。実験棟は、すでに建築中から買い手が付くほどの好評だったが、展示場を開設してからの評判も上々だ。

一般的なソーラーハウスの考え方は、屋根面で暖まった外気を床下に送り込み、床上に吹き出すというものだが、この方法では集熱量を増やしたい場合、室内気流が起きて不快感を感じさせるだけでなく集熱温度の低下にもつながり、システム的に限界がある。同社オリジナルのFB S工法では、システム効率的と同時に建物本体の長寿命を総合的に考慮。外断熱F B工法(住宅金融公庫気密住宅認定工法)をベースとして集熱・蓄熱・お湯とりを建物の一部に取り入れ、壁体内の空気を備環するというF BS工法ソーラーハウスは、いくらでも集熱量を増やすことが可能になった。

高断熱・高気密化が進む中で、これからは地球規模で環境問題に対応する自然エネルギーの積極的な利用が求められており、とくに無尽蔵の太陽エネルギーはその代表的な存在となっている。限りある化石エネルギーの消費を最小限におさえ“無限の太陽エネルギー” と“地熱”を有効に利用する同社のFBS工法ソーラーハウスでは、「人」に「家」にそして「地球」にやさしいソフトエネルギーハウスをテーマとして、その集熱量・集熱効果をより高める手法に取り組んだとしている。

◎北信商建(株)な0262-53-6655


冬のシステム稼動の特長
①エアコレクター内の暖かな空気を床下に送り、コンクリートに蓄熱させる。
②壁体内の空気を強制循環させるため、集熱量をどんどん増やせる。
③窓から入った熱は、床下コンクリートを直接暖め、ダイレクトゲインにより蓄熱させる。
④バックドラフトダンバーの採用で、エアコレクターからの夜間冷気の侵入を防ぐ。
⑤不凍液を用いた熱交換型パネルを使用しているためどんなに寒い日でもお湯を取ることができる。

夏のシステム稼動の特長
①エアコレクターを夜間作動させ、放射冷却現象で冷やされた空気を床下に畜冷させる。
②吹抜け窓の開閉により、よりスムーズに室内の熱と外気を入れ換える。
③アウターサーキットにより、外壁の熱を直接外へ逃がす。
④空気集モーターを床下に設置することで、モーターを暖気から保護する。
⑤アルミ選択吸収板を用いた熱交換パネルを使い、直接お湯を取る。

(※2) 実験住宅は、■木造2階建て ■末面積:1階2階とも60.86㎡ ■断熱仕様:基礎カネライト50mmx2、壁S Cフォーム:30mx2、窓エクセルLowE、玄関ドア木製輸入断熱ドア、天井カネライト50mmx2(上)換気熱交換集中給排気

(※3) 常設展示場:長野市富行948-7(東北中学校西隣り)0262-95-2181

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