児童たちがソーラーカーづくりに挑戦

Solar weekly vol.10/ダイジェストニュース(1994.4.8 FRI 発行の記事です)

伊予郡殱辺町少年少女発明クラブ&伊予三島市立寒川小学校/愛媛県

【伊予郡磯辺町少年少女発明クラブ】
愛媛県伊予郡磯辺町で、小学生の少年少女発明クラブが手作リソーラーカーを完成させ、走行実験に取り組んでいる。メンバーは町内の小学4〜6年までの27人。昨年、太陽電池を入手したことがきっかけとなって、昨年11月からソーラーカーづくりが始まった。

製作は松山市の“発明おじいちゃん” こと坂本義一さんらの指導を受けて、毎月2回の活動を行っている。基本的な設計は坂本さんが行い、子供たちはデザインを担当。部品には、坂本さんと子供たちとで集めた廃棄自転車のハンドルや車輪、鉄製の枠やベニヤ板、乗用車のワイパーモーターを使った。

試行錯の末、車体のデザインを途中で三輪車から五輪車に変更して、およそ3カ月かけて完成。ソーラーカーは、太陽電池パネルを4枚搭載。車体は長さ3m、幅1.2m、重量約40kg。走行実験を繰返しながら、バネルの角度を変えるなど工夫を加えている。

【伊予三島市立寒川小学校】
また、愛媛県伊予三島市でも市立寒川小学校の石津久教諭と6年生の児童3人が太陽電池を利用したソーラーカーを製作した。ソーラーカーは本年度から導入さたエネルギー環境教育の教材に使われ大反響。製作に参加できなかった児童たちは、同教諭が収録した製作過程のビデオで様子を知ることができる。

ソーラーカーは、幅1.2m、全長1.5m、高さ0.5m、重量22kg。40ワットの太陽電池パネル2枚をバッテリーに接続してモーター回し、チエーンで車輪を動かす仕組。晴天の日には3〜4時間で充電。最高時速は2~3キロ。スイッチ切り換えで後退もできる。

ことの始まりは昨年4月。四国電力から同小学校に太陽電池パネル譲渡の話があり、模型ソーラーカーで児童の反響を確かめた石津教諭が発案したという。教諭は雑誌などで作り方を研究し、市内のゴミ処理場などで古自転車、バッテリーなどの部品を調違。製作には、6年生の3人も参加した。

冬休みに組み立て1月末に完成。予算は約3万7千円。ネーミングは、スローな動きに合わせて「かめちゃん」。ソーラーカー「かめちゃん」は現在、理科の授業で使われており、走る教材に児童たちの興味の対象となっている。

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