高気密・高断熱住宅に3キロワットの太陽光発電設備

Solar weekly vol.12/トピックス1(1994.4.22 FRI 発行の記事です)

藤和が、電気代が限りなくタダに近い家「セアーZ」を発表

◎セアーZ・(株)藤和
一般住宅に太陽光発電を普及させるため、通産省の取り決めで4月から発電量1キロワットあたり90万円の助成金が得られることになった。この動きに合わせて、住宅メーカー・藤和は太陽光発電で「限りなく電気代がタダに近い住宅」を発表した。

新しく開発・発表したのは、高温多湿の日本の夏の気候条件に照準を会わせて開発した、高気密・高断熱住宅「セア」に3キロワットの太陽光発電設備を施した「セアーZ」で、夏冬の冷暖房に24時間空調を続けたとしても、年間の電気代は3万円から7万円程度。春、秋は月1000円から3000円に収まるというのが特長だ。

住宅にとっては高断熱が重要なテーマであった4年前、同社の技術スタッフから「東京で必要なのは高断熱よりも高気密だ」という発言があり、高気密住宅を可能にする施工の精度アップに取り組む研究開発を始めた。その一方で、三菱総合研究所との共同で通産省・建設省の補助金を得て、東京電力の教地内に実験棟を建設してデータ(※1)を蓄積。その結果、東京の夏の快適さの決め手は、室内の相対湿度にかかっていることが明確になった。

住宅の隙間を埋めて湿度を一定に保つ高気密住宅において、その湿度を維持し続ける電力はごく僅かで、24時間運転しても経済的。そして、この電気代をタダに近付けようということで開発されたのが、太陽光発電を搭載した「セアーZ」だ。

国の補助金、3キロワットで270万円を得て、70万円の諸設備費用を支払えば、3.3平方メートル当たり55万円の「セアーZ」が使える(※2) という。

(株)藤和 0423-81-2028

(※1) 湿度が50%まで下がると摂氏28度でも涼しく感じるが、逆に湿度が70%を超えると24度でも蒸し舞い。また、混度60%以下であれば、カビやダニ発生の心配もなく、24度の際は肌に揃いのに対して28度の風は肌への刺数がなく空気がサラサラして爽やか。
(※2) 従来の同じ規模の人間光発電の設備費は600万円。同社は、「セアーZ」なら助成金を含めてて~8年で充分に探算がとれるとしている。

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