新エネルギー産業技術総合開発機構が兵庫県の特別擁護老人ホームに太陽光発電実験装置を設置

Solar weekly vol.18/ダイジェストニュース(1994.6.10 FRI 発行の記事です)

特別擁護老人ホーム「妙見荘」/兵庫県養父郡

兵庫県養父郡八鹿町小山の特別擁護老人ホーム「妙見荘」に、太陽光発電の実験装置が設置され、4月から本格運転を開始している。太陽光発電の事業費約1億1500万円のうち、3分の2は、新エネルギー産業技術総合開発機構が出資し、残りは八鹿町とホームが負担した。

屋上に設置された太陽光パネルは、幅6.5X長さ10メートルと、幅4.8 X長さ34メートルの2組。耐久年数20~30年という単結晶シリコン太陽電池550枚を使用しており、最大30キロワットの発電能力がある。
発生した電気は、敷地内にもうけられたインバータで交流に変換され、ホーム内で使われる。夜間や発電量より消費量の方が多い場合は不足分を電力会社から補い、発電量の方が多い場合は売電できる装置もある。

発電実験では気象条件と発電量の関係を探り、日照、発電量、売電量を自動的に記録して、4月から5年間にわたりホームが、新エネルギー産業技術総合開発機構にデータ(※6)を送る。


 (※6)試験運転では、晴天時28キロワットを記録したが、曇天では5キロワット前後、雨天のときには2キロとなった。

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