NEESタウンプロジェクトの採用を受け、秋田ミサワホームとミサワホーム総合研究所が連系して省エネ・創エネ住宅による街づくり推進

Solar weekly vol.19/トピックス(1994.6.17 FRI 発行の記事です)

通商産業、建設両省が1993年から共同で取り組んでいる「NEESタウンプロジェクト」(※2)の採用案件が今年2月に決まった。指定を受けた東急進設、長谷エコーポレーション、秋田ミサワホーム、ミサワホーム総合研究所のそれぞれは各自のプロジェクト(※3)を推進している。

「住宅用太陽光発電負荷平準化技術等確立実証試験にかかわるシステム設計・運転」が採用された、秋田ミサワホームは、この5月から家庭で使用するエネルギーの大半を自給できる「太陽光発電住宅」10戸を全国に先駆けて秋田市内に建設・販売を開始した。入居者は既に決定。建設場所は、秋田市土崎港の「みなと東団地」4戸と同市御所野の「御所野ニュータウン」6戸。建物の通常部分の建設費用は居住者が負担し、太陽光発電システムの部分(※4)はミサワホーム総合研究所と国が負担する。

これらの試験住宅は原則として高断熱・高気密仕様としており、住宅用太陽光発電システムデータ測定・収録装置を設置するとともに、既存配電系統と連系した実証実験を行う。入居者は建設後5年間にわたって、各種データを収集。この試験によって今後の改良につなげる。

また秋田ミサワホームでは、「御所野ニュータウン」内にミサワホーム合研究所が開発した「エコ・エネルギー住宅」を建設して、昨年5月より一般公開している。今回の「NEESタウンプロジェクト」でミサワホーム総合研究所の「秋田における環境調和型住宅団地モデル事業調査」も採用され、秋田ミサワホームのプロジェクトと連携をとり省エネ・創エネ住宅による街づくりを目指す。

◎秋田ミサワホーム(株)0188ー24ー1111

「エコ・エネルギー住宅」の1日のエネルギーシミュレーションおよび1日の温度変化

(※2) NEESは、新エネルギー(New Energy)、環境と共生(EarthS weet)を組み合わせた造語。通産、建設両省は昨年10月、プロジェクトの開発指針を作成。これに基づいて一般公募した。指針では、太陽光発電、未利用エネルギーなどの省エネ技術、耐久性の向上、廃棄物排出量の削減、緑化、雨水地下浸透など環境と共生できる技術の導入を内容としている。
(※3)秋田ミサワホームおよびミサワホーム総合研究所以外の採用案件は、東急建設の「宗音参道駅南住宅開発事業にかかわる環定調和型地域開発調査」、長谷エコーポレーションの「摂準本山計画(仮称)」。
(※4) 太陽光発電システムは約600万円。同システムを含む坪単価は、65万円前後が見込まれている。
「85〕 本紙のVol.2で紹介。

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