Solar weekly vol.5/ダイジェストニュース(1994.3.4FRI 発行の記事です)
三洋電機・兵庫県
三洋電機はこのほど、アフリカ西部のセネガルから太陽光発電を使った真水化装置を受注した。セネガルは都市部以外には配電網がなく、太陽光発電システムを利用した地域電化に積極的に取り組んでおり、今回の受注もこうした計画の一環だ。
太陽電池を電源として海水を飲料水に変えるシステムを6箇所、既設のディーゼル発電装置を利用する真水化装置を4箇所に設置する契約で、10箇所合わせた受注額は約4億円。太陽電池の総出力は約100Kワットで、三洋電機の太陽電池事業では最大の受注となる。
納入するのは、太陽電池パネルとインバータの太陽光発電システム、原水くみあげポンプ、真水化装置、タンクなどを組み合わせたシステムで、一日の真水化能力は一箇所当たり4~35トン。合計で約2万人分、約150トンの処理能力をもつシステムが、今年の秋から稼動を始める。
三洋電機は、ビルや一般家庭用などの電力用太陽電池事業を国内外で積極的に進める一方、このような発展途上国ともシステム商談を進めており、将来は電力用太陽電池を年間数百億円規模の事業に育てる考えだ。
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