Solar weekly vol.13/ダイジェストニュース(1994.4.29 FRI 発行の記事です)
東京電機大学工学部チーム
東京電機大学の藤中正治教授の研究室では、昨年7月スズキ「アルト」をベースとした電気自動車に太陽電池を搭載し、東京一大阪の東海道往復1200キロの一般道長距離走行を達成。今年はさらに研究改良を加えた「ソーラーEV」を1月に完成し日本一周の挑戦の旅に出た。
東京電機大学のソーラーカー試作は、1973年以来今回で25台目。新型車「ソーラーEV」は、藤中正治教授の指導で電子工学科の学生4人が卒業研究でホンダ「TOD AY」を改造したものだ。「ソーラーEV」の電力源は蓄電池。夜間の割安な深夜電力で充電し、昼間の走行時にはボディーに装着した太陽電池の電力も利用して効率的に走る。
全走行エネルギーの2割を太陽エネルギーで賄う予定。最高時速90キロ、一晩の充電で240キロ走行する。
3月9日午前、「ソーラーE V」は東京・神田の大学を出発。日本一周のルートは、東京から西下して瀬戸大橋で四国に入り、愛媛からフェリーで大分県へ。さらに熊本を経て本州に戻り日本海側を北上。北海道に渡った後、札幌でUターン。東北の太平洋側を通って千葉県の銚子をめざし、5500キロを21日間で走破して29日に東京に戻った。
「ソーラーEV」の耐久性や寒冷地での性能などを確認するとともに、同型のガソリン車も一緒に走行して燃費を比較した。
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