新築住宅用省エネルギーシステム

Solar weekly vol.11/新商品情報(1994.4.15 FRI 発行の記事です)

鐘淵化学工業/ソーラーサーキットシステム・HASCS


鐘化学工業は、独自の断熱施工と太陽電池による通気制御法を組み合わせた新築住宅用省エネルギーシステム「ハイリッド・アメニティ・ソーラーサーキョトシステムーHASCS (HYBRID AMENITY SOLAR CIRCUIT SYSTEM) 」を開発。

同社の従来のソーラーサーキットに、積極的に太陽光・太陽熱のエネルギー利用を組み込んだシステムとして、3月23日から全国的に販売を開始した。ハスクスが住宅金融公庫から割増し融資250万円の対象住宅に認定された23日を契機に、本格的な販売に乗り出したものだ。

【特徴ポイント】
①外壁の内側に、家を囲むように断熱材で仕切った2層の通気層(サーキット)を設置。
夏/外側のサーキットで熱くなった空気を外に出し、内側のサーキットで床下の冷気を家中に回し冷房効果を出す。
冬/内側のサーキットが断熱材とともに空気層として断熱の役割を果たし、暖房効果を上げる。外側のサーキットは湿気を排出する。

②屋根に集熱器を取り付け、暖めた空気を太陽電池で動くファンで床下の音電層に送り、冬は家全体を暖める。ファンの駅動電源には、太陽電池を利用している。

③断熱材とサーキットだけでも、普通の住宅と比べて、年間の冷暖房費は半分。これに集熱器などを加えると、冷暖房費は7〜9割節約できる。日照時間の長い表日本では、室温を20度C前後に保てるため、昼間は暖房器が不要になる。

このシステムを取り入れた3.3平方メートル当りの建築費は、80〜90万円。普通の住宅に比べて15万円ほど高くなるが、「ソーラー住宅システム」として、住宅金融公庫から最高250万円の割増し融資を受けることができる。

商品名:HASCS(ハスクス)
価格:建築面積約130平方メートルの住宅の場合、システム価格は180万円。
問い合わせ先:鐘淵化学工業で06-226-5019


写真協力:(株)鹿島出版会/建築家ケン・ヤング氏/鑪消化学工楽(株)
取材協力:(株)鹿島出版会/財電力中央研究所/鐘淵化学工業(株)

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