陸奥湾海況観測システム、現在のバッテリー方式から太陽電池式に切り替え

Solar weekly vol.14/トピックス2(1994.5.13 FRI 発行の記事です)

円盤型ブイ観測青森県水産増殖センター

海況自動観測システム

陸奥湾の海況観測システムは昭和59年に開設されて以来、湾内3地点の円盤型ブイ観測局で一時間ごとに計測した水温・塩分・流向・流速などのデータを、中継局を経由して県水産増殖セーターの基地局へ無線で送っている。

しかし、海況観測システム維持のために自動観測局では、一年おきのバッテリー交換や直径約50センチの海中センサーに付着した貝などを取り除く作業を年に8回も行わなければならない。また、5〜10%程度の観測漏れで、中継局からの電波が届かない場合もあった。

そこでこのたび、10年ぶりの更新となった。今回導入されるブイ観測局では、現在のバッテリー方式から太陽電池式の最新鋭機に切り換えられるため電池の交換が不要。

センサー部分は付着物の自動除去機能を備えているため、人件費も削減される。また、中継局からの送信はNTT回線による有線方式(※4)にして観測漏れを防止、基地局に確実にデータを届けることができる。

新システムの事業費は、5億800万円余り。今年の11月から運用を開始する予定だ。、

◎青森県水産増殖センター0177-55-2155(代表)


(※4) データの伝達に関しては、①観測局から中継局へと、②中継局から基地局への2つの部分に分かれるが、従来のシステムでは両者とも無線テレメータ方式を使用していたのに対して、新システムでは後者の中継局から基地局への部分でNTT回線による有線方式を採用。これにより、データの欠測など収集面が改善されるとともに、データ処理能力や操作性の向上も実現される。

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