「J・CITY」隣りに『光が丘ドーム』。「自走式・人工芝敷設装置」や「高効率太陽光発電システム」を装備。

Solar weekly vol.22/トピックス(1994.7.18 FRI 発行の記事です)

光が丘ドーム全景

前田建設工業は今年3月、東京・練馬区の光が丘団地に隣接する日資材置場を再開発し、本社機能の一部も入居するオフィスビル、ホテル、スポーツジムを備えた複合施設「J・CITY」を完成した(※1)。その一角に、この5月、社員の複利厚生施設として利用する「光が丘ドーム」(※2)が竣工した。

この「光が丘ドームには、同社が開発した各種システムを採用。カバヤ工業と共同開発した「自走式・人工芝敷設装置」や「電動遮光システム」、エコエネルギーリサイクルシステムとしては「高効率太陽光発電システム」「屋根散水冷却システム」「雨水再利用システム」「風向き切り替え型ウォールキャビネット空調機」を備えている。

■高効率太陽光発電システム
太陽電池モジュールは、単結晶シリコン太陽電池を使用。屋根中央に配置した60枚のパネルは、夏期の屋根散水ポンプ用電源、および冬期には給湯用電気ヒーターを負荷にしている。発電容量は2.9kw。スプリンクラーの電源は全て賄える。
■自走式・人工芝敷設装置
巻取りドラムの両端に自走台車を設置。競技やイベントの内容に応じて、16.6×17.5mの人工芝を13分で敷設・撤去を自動的に行う。走行速度は無段階変速で速度選定できる。
■人工芝
従来の塩化ビニールに替え、ポリプロピレンを採用。野球からサッカーまで多目的に対応できる新しいタイプの健康的な人工芝を開発。従来タイプに比べて、吸音性能が5〜10%向上している。

■電動遮光システム
天井中央にドーナツ状の窓(外径13m、内径5m)を設置。反射板と吸音板を張り合わせた32枚の板状のウイングを回転させて採光・遮光を行い、ドーム内に効果的に自然光を取り込む。

取材協力:前田建設工業(株)/03-3265-5551


(※1) ソーラーウィークリー Vol.9 (1994.4.1.発行)で紹介した。
(※2) 全国各地でドーム建設ラッシュがおこり、大阪、名古屋、秋田、熊本でもドームの建設が計画されている。同社のドームは、ショールーム的な位置付けを込めて建設された。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

最近の記事 おすすめ記事
  1. 登録されている記事はございません。
  1. 文字盤を太陽電池に

  2. 夜間も自動点滅発光、事故防止に一役

  3. 事務所屋上で太陽光発電

カテゴリー

アーカイブ

検索


TOP
TOP