Solar weekly vol.15/トピックス(1994.5.20 FRI 発行の記事です)
最終種目マラソンで先導/トヨタ自動車

ソーラーカー「RARAⅡ」
沖縄宮古島はクリーンエネルギーの普及に力を入れている地域として知られているが、さる4月24日に行われた「第10回全国トライアスロン宮古島大会』では、マラソンの先導車として初めてソーラーカーが登場した。
ソーラーカーは、平成2年秋に国内初の自動車登録番号標を取得し、すでに「”90全日本大学女子駅伝対校選手権大会』で伴走車をつとめるなど活躍しているトヨタ自動車の「RARA Ⅱ」(※1)。全長4.8メートル、幅2メートル、車高1.2メートル。260 0枚の太陽電池を搭載。出力は870ワット。最高44キロまでのスピードが出る。
今回の大会では、トライアスロンの最終種目であるマラソンで白バイの前を先導。大会後には、高校生の研究に役立ててもらおうと、都工業高校で「RARAI号」を部分的に解体し、トヨタ自動車のスタッフによる説明が行われた。
◎トヨタ自動車(株)/03-3817ー7111
【RARATⅡ】
◆車両重量:210キログラム
◆乗車定員:一人
◆太陽電池:多結晶シリコン
◆バッテリー:銀一亜鉛電池
◆モーター:ブラシレスDCモーター
◆最高速度:44キロメートル/h
◆制御停止距離:10メートル
◆加速能力:0.6メートル/S2
◆最小回転半径:4.8メートル
(※1)「RAKA Ⅱ」は、先に開発された 「RARAT 1」 と比べると、バッテリーをニッケルーカドミウム電池からより軽量な銀一亜鉛電池に変更する等で単両の軽量化を実現した。また太陽電池の小型化によって貼付面を拡げるとともに出力コントロールの最適化等を実施するなど供給電気量向上の面でも一層の改良が加えられている。
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